3歳児、お箸トレーニング【実際に使った3商品レビュー】

3歳児、お箸トレーニング 子育て

本記事では子供にどんなお箸を使わせるか迷っている方に、
我が家で実際使用したお箸(メリット・デメリット)ご紹介していきます。

スプーンやフォークは気付けば使えていたという方も多くいると思います。
しかし、お箸は別物!一気に難易度が上がります。

我が家でもお箸の練習を始めて長いですが、未だに補助なしでは使えません。

現在に至るまで3種類ほど試したのですがどれも一長一短。
BESTチョイスを探すというより、子供の段階に応じて使い分けるのをオススメします。

それでは個別にご紹介していきます。

【Combi】はじめておはし

1つ目は言わずと知れたCombiさんの『はじめておはし』

名前の通り、入門編にピッタリのお箸となっています。
いわゆるエジソン箸の形状ですが、親指を入れる部品の所にバネは入っており、
力を抜けば自動で開いてくれる仕組みになっています。

親指を入れる部品はプラスチック、人差し指・中指を入れる部品は少し固めですが伸縮性があります。

はじめておはし オススメpoint

このお箸の一番のオススメpointは、

使い方をマスターするのが簡単

という事です。どうしてそう言えるのかリストアップしてみました。

  • 穴に指を通せば、握る事でお箸の開閉が出来る
    • 先程も書きましたが、バネが内蔵されている為、握りさえすれば戻り(開き)を勝手に行ってくれます。
  • おはしの先端がずれない
    • 親指を通す部品がプラスチックで固く、それにお箸を通しているので、閉じた際にバッテン箸になったり、ずれたりしません。
  • お箸の先端加工でつかみやすい
    • お箸の先端がなみなみ+ざらざら加工されていて、挟んだ時の滑り落ち防止となっています。

まさに『はじめて』にピッタリのお箸となっていますよね。

お箸がどういう物か、どうやって使うのかを知る為の一品だと思います。

注意点
  • 長く使い続けると、お箸が自動で開くのに慣れてしまい握れば使えると思ってしまう。
  • 上のお箸の正しい持ち方を習得できない(人差し指1本で押せば使えてしまう)

という事で長く使うのには向いていないと思っています。

あくまでも、入口としての商品ですので、慣れてきたら早めにステップアップするのがオススメです。

パパ鹿
パパ鹿

我が家では人差し指・中指の部品を無くしてしまい、

そのまま使っていたら変な持ち方になってしまいました。

エジソンのお箸(2歳~就学前)

2つ目はこちらも有名、『エジソンのお箸』です。

お箸の後ろが連結されていてばらける事がありません。
正しい持ち方もゴム製のリングが補助してくれます。

先ほどのはじめておはしと違って、バネは入っていないので
開閉は自分の力で行う、1歩ステップアップしたお箸となっています。

連結部にはキャラクターも描かれていて、様々な種類から選ぶことが出来ます。

エジソンのお箸 オススメpoint

このお箸の一番のオススメpointは、

お箸の開閉の仕方を覚えられる

という事です。その他のオススメpointも合わせて細かく見て行きましょう。

  • 自動で開かない為、どうすれば開くのかを練習するのにピッタリ。
    • こちらの連結部にはバネが入っていません。その為お箸自体を持って開くことを覚える事ができます。
  • 好きなキャラクターが使えないモヤモヤを緩和してくれる。
    • 上手く使えないとすぐ嫌になってしまう年頃。でも好きなキャラクターがついているから・・・と諦めに対して一定の抑止力が働いてくれます。
  • 先端部が面加工となっていて食べ物をつかみやすい。
  • 段階別の商品ラインナップがある。
    • 習得度合いによってステップアップ出来るような仕組みのラインナップになっていて次のお箸を何にするか迷わずに済みます。

我が家ではラプンツェルのお箸を購入しました。
好きなキャラクターの強さを実感させられた一品です。

ただやはり注意点もあります。

注意点
  • 開く際に補助リングに頼ってしまうと、お箸本体を持って開く事を覚えられない。
    • 持ち方をよく見てあげて使わせるのがオススメです。
  • 補助リングに深く指を入れすぎて変な持ち方になる傾向がある。

手の動作としてグーとパーが子供には一番簡単。
使い方次第ではそれでもお箸の開閉が出来てしまうので、持ち方チェックは必須です。

パパ鹿
パパ鹿

ここまではそんなに壁に当らず進める事ができました。

慣れてきたら補助リング(人差し指・中指)を

外してみましょう。

ののじ 子ども用箸

最後にご紹介するのは『ののじ 子ども用箸』です。

ここから一気に難易度があがります。

お箸の後ろと中間部がシリコン製の部品で連結されています。
補助用のリング等はありません。自力感がかなり強くなってきましたね。

大人と同じお箸を使う最後の練習用に向いている商品です。

ののじ 子ども用箸 オススメpoint

このお箸の一番のオススメpointは、

普通のお箸を持った感覚を養える

という事です。ここまで来ればあと一歩!どのような商品か細かく見て行きましょう。

  • 普通のお箸に近い使い方が出来る
    • 2箇所あるシリコンの連結部品はかなり柔らかい素材です。バラバラになってしまうのを防いでいる他、形状維持の補助としては最低限でとどめている感じです。お箸本体をきちんと持ててから使うのがオススメ。
  • シリコンのゴム素材が開閉補助をしてくれる。
    • これは正直気持ち程度です。でもその気持ち程度の補助がお箸の最終練習用に丁度良い塩梅になっています。

我が家ではこのお箸とエジソンのお箸を行ったり来たりが続いています。

それ位難しい!!そしてこの難しさが一番の注意点となります。

注意点
  • 子供の習熟度に合わせて使用しないと、お箸を嫌になってしまう。
  • 中間部のシリコンの位置によっては持ちにくい。
  • シリコン部を洗うのが面倒+小さな部品なので無くしやすい

このお箸に関しては注意点の1番目、ほぼこれに尽きます。
我が家では切替が早すぎてこのお箸を一時期毛嫌いしてしまいました。

エジソンのお箸の補助リング無しを上手に使えるようになってから移行するのが
良いタイミングだと思います。

パパ鹿
パパ鹿

嫌になっていた時期はこのお箸を見えない扱いして、

小鹿
小鹿

スプーンとフォークしかないよ?

パパ鹿
パパ鹿

と、とぼけながら嫌がっていました。

お箸って難しい!(でも癖がつく前にステップアップを!)

段階を踏んでステップアップしていかなければと思いつつ、
楽しそうにお箸を使っていると、難しい物に変えにくいな~と思ってしまいます。

それに慣れないものを使うと時間もかかるし、親の手間も増えます。

ですが、私の個人的な感想として、

慣れる前にステップアップをしよう!!

これが大切だと感じています。

今回ご紹介した最初の2つは正しい持ち方をしなくても使えてしまいます。
そして正しい持ち方は子供にとってかなり難しい持ち方です。

最初の2つを長く使ってしまうと、楽に使える変な持ち方が定着してしまう恐れがあります。

どれも子供の習熟度に合せてキチンと使えば良い商品ですので、

今どの程度使えているのか?

ここをしっかりと把握しながら、子供に合ったお箸の練習をさせてあげましょう。

追伸・・・
5歳となった現在、そこまでおかしな持ち方にはならずにスムーズに使える様になりました。
ご紹介したどのお箸も開閉の仕方は同じですので【にぎり箸】や【バッテン箸】といった持ち方を
回避するのには役立ったかなと思っています。