子供ってお絵描き好きですよね~
という事で、クレヨン(クレパス)に関しての記事となります。
形・質感・発色など様々な商品がある中でどれを選択するか。
幼稚園向き、小学校むき、2歳向きなどの区切りで紹介されていることが多いですが、
絵や文字の習得速度は人それぞれ、学年や年齢で区切るより、
子供がどんな絵を描きたいのか、どんな使い方をしたいのかといった所に注目して
選んでみることをオススメします。
そんな各習熟度に適した商品をご紹介します。
はじめてのクレヨン【ベビーコロール】
まず最初に紹介するのは、ブンチョウの【ベビーコロール】です。
あまりにも有名ですが、ファーストクレヨンとしてこれは外せません。
子供にクレヨンを与えようと考えるのが1~1歳半頃が多いと思います。
道具を使わせるのには危惧する事柄がとても多い時期です。
このクレヨンの特色として下記のような特色が挙げられます。
- なめてしまっても大丈夫(素材の安全性)
- 握力が弱くてもしっかりと握れるデザイン
- 誤飲の際に気道確保の為の中空構造
- 書いていても手が汚れにい
- 服などについても洗濯で汚れが落ちやすい
ここで1つ気付きませんか?
発色や書き心地への言及がないですね~
そう!
この商品は【安全性】【利便性】にリソースを全振りした商品だと私は思っています。
子供が使っているのを見て
- 発色は薄め
- 割れにくいらしいが机の高さから落とせば割れる+割れた後が使いにくい
と思うことはありましたが、
色を付ける・線が引ける等の書くという行為を覚える+高い安全性と
総合的に考えるととても合理的な商品だと評価できます。
白い紙に点・線・ぐちゃぐちゃと書くという行為を覚える
そんな段階で使用するのに適しています。
意図した書き方を始めたら 【ぺんてるくれよん・水でおとせるクレヨン】
ここでは2種類ご紹介します。
ぺんてる『ぺんてるくれよん(PTCR-16)』
これぞロングセラーの1品、自身が子供の頃に使っていた記憶がある方もいるのではないでしょうか。
このクレヨンの特色として下記のような特色が挙げられます。
- 豊かな発色
- 布やプラスチックにも描ける
- ケースがボタン付き
図工や、持ち運びを想定した商品ですよね。(学校向きと言って良いかと思います)
ただやはり、デメリットもあります。
- 汚れやすい→発色が良い物は仕方ないですが・・・
- 汚れた場合落ちにくい
仕方ないとはいえ、自宅で落書きされると悲惨です。
2つ目はサクラクレパス 『水でおとせるクレヨン 16色』
このクレヨンの特色として下記のような特色が挙げられます。
- 水で汚れが落ちやすい
- 手がベタベタしにくい
先ほどのぺんてるのものと反対で、自宅での使用を考えた際に魅力的な商品です。
デメリットも水溶性ならでです。
- 発色がいまいち
- 水で落ちるとは言っても、塗料が入り込む所(畳・ふすま)などは消えにくい
我が家でも襖の落書きは落ち切らず残っています
この2つに共通することがあります。
それは『ペン(鉛筆)型』であるという事。
つまり狙った所に書くことに優れているという事です。
塗り絵など枠内を塗る行為を覚える
ペン先が定まりやすく、意図した箇所に意図した形を描くことを覚える
こんな段階で使用するのに適しています。
そして鉛筆へ トンボ鉛筆【カラーペンシル】
子供の絵の変化を見ていくと、表現の多様性は勿論ですが、
シンプルに細かく書くようになってきます。
クレヨンの苦手分野といえば、
細く、細かな線を描きにく事。
これに関しては色鉛筆に優位性がありますよね。
我が家でも娘が人物を描くときはクレヨンであらかた描いた後、
目や鼻、口は色鉛筆で書いているという所を見かけるようになってきました。
削らなければいけない、ペン先が尖っていて危険等ありますが、
親が見ている時は使わせてあげるようにしています。
細かく書けるのがうれしいのか、
ダイナミックな絵がちょっとなつかしいです。
買ってみたのは定番のこちら
選定のまとめ
段階別でご紹介しましたが、まとめると
- 書くという事を覚えて楽しむ段階
- 決まった箇所や狙った形を描く段階
- 細部を細かく表現する段階
子供の書く様子を観察して、それに合った段階のもので
より良いお絵描きライフを考えてみてはどうでしょうか。
最後に我が家の秀逸??な作品をひとつ
【うさぎ】