七五三のお参りは我が子の成長を実感できる一大イベント!
それなのに準備不足で大変だった記憶しか残らないのはもったいない!
この記事は割と王道な七五三を行いたい方へ
・事前準備は何をすればよい?
・実際に行ったからこそ分かる注意点(大宮氷川神社での内容となります)
をご紹介したいと思います。
七五三の事前準備は?
- 参拝する時期・場所を決めよう
- 写真館・スタジオの予約(着物の確保)
- 食事会の段取り
- 参拝する神社の下調べ
参拝する時期・場所を決めよう
一般的に11月中頃と言われている七五三ですが、
そこにこだわるかどうかは各個人によると思います。
イベントだからこそキッチリやりたい方、むしろ空いている時期に出来るだけ楽に行いなど、
人それぞれだと思います。
ただ夏の暑い季節、冬の寒い日など、着物を着た子供にとって辛くない季節と考えると、
10~11月に行うのが妥当かなというのが私の考えです。
子供第一で計画していきましょう。
参拝する場所は、多くの方がお宮参りを行った神社でと考えると思います。
我が家も同じで、同じ神社で「あの頃からこんなに大きくなりました。」
と報告することにしました。
写真館・スタジオの予約(着物の確保)
知らない事は書けないので、我が家の例を取ってご紹介します。
よくあるパターンだと思いますが、我が家は
スタジオにて前撮り(前写し)+後日お参り(その際の衣装レンタル込)にて計画しました。
10~11月にお参りすると決め、動き出したので4月に入った辺りからでした。
準備は約半年というところですね。
2,3スタジオを廻り、気に入った衣装とプラン、金額のバランスを考えて探しました。
やはり大手さんは衣装が豊富です。そして値段もそれなりにします。
我が家でスタジオの決め手となった点は下記となります。
- 金額
- 前撮り(前写し)と参拝は別の着物を着れる点(要は2着GET)
- 前撮り(前写し)のデータがすぐ頂けるプランだった事
- スタジオ~神社までの移動距離が遠くない事(車で20分程度)
- ヘアメイク・お化粧は撮影日は勿論、参拝日も含む事
着物のレンタルは私たちが予約した時には数着は押えられている状況でしたので、
直前は勿論、遅くても2~3ヵ月前には動かないと選択肢がかなり少なくなるのではと思います。
食事会の段取り
参拝後に親族が集まって食事会をする方も多いと思います。
大きな神社の周りには七五三向けの宴会を受け付けている所も多く、
小さな子供を受け入れてくれるお店を探すと良いでしょう。
その他に我が家がお店を予約する際に気にした点は、
- 個室である事(普段着に着替える為)
- 子供用メニューが事前に分かる事
- 子供は勿論、祖父祖母が歩いて向かえる距離
スタジオを探し始めるのと同時に食事会のお店も探しましょう。
場合によっては着物のレンタルよりも早めに動かないと、
大きな神社周辺のお店(特に大安や土日祝日)は埋まってしまいます。
参拝する神社の下調べ
下調べには神社自体の設備等はもちろん、周辺施設も確認する事をオススメします。
具体的には、
- 初穂料(好きな金額ではなく、段階に応じて決まっている場合が多い)
- 混雑具合(参拝日により変化、大安・土日祝日は注意)
- 受付場所(混雑時は特設受付を設ける神社もあります)
- 駐車場(混雑状況を鑑みて候補をいくつも考えておきましょう)
実際に行ったからこそ分かる注意点
さてここからは、大宮氷川神社へ実際に参拝の流れを説明しながら、
注意すべき点を解説していきたいと思います。
訪れたのは10月の大安、日曜日、かなりの混雑が想定されていました。
家→スタジオ→神社
・起床後(AM7:00)
持ち物の最終チェックから始めました。
スタジオからチェックリストをもらっていたのでその点は楽。
記載の無いものとしては時間つぶしの玩具を少し持って行きました。
・スタジオへ到着(AM9:00)
着付、ヘアメイクスタート
※1時間程度を見込んで下さいとの事でしたが、実際は30分強でした。
※前日にスタート時間の再確認推奨。我が家は9時予約のはずが、確認メールで10時と
なっており、当時の申込書を見せて訂正してもらいました。
△着付完了!
・神社に到着(AM10:00)
神社の三ノ鳥居前で妻と娘だけ下ろし、駐車場へ向かう予定が、
全員一緒でないとヤダ!とぐずりかけた為、皆で駐車場へ。
鳥居近くの駐車場は全く空いていません。(むしろ待ちの行列が出来ていました)
受付まで約700mと距離がありますが、
大宮公園駐車場は広く午前10時で半分程度しか埋まっておらずオススメです。
※公園内を突っ切って進む道が最短。きちんと鳥居から入りたい!って人は道路を戻りましょう。
神社→受付
・神社内隣門で祖父母と合流(AM10:15)
現地で祖父母と合流し、祈祷の受付へ
受付用紙の記入台が置いてあり、「氏名(子供の)・住所・初穂料」を書き込みます。
※なお金額は5,000・10,000・30,000・50,000以上となっていました。
※10,000以上は木札に名前を書いてもらえます。
ここから、並びます。
神社の混雑予想でも大混雑表記、用紙に記入し受付の列に並びます。
数十人は並んでいたと思います(予約制では無く30分入れ替え制です)
ここでちょっと萎え~です。
待ち時間は祖父母大活躍です。一緒に来てもらって助かりました。
それでも、
つ・か・れ・た~
です。境内を興味深げに散歩していたのもありますが・・・
今回は3歳のお参りだったのですが、借りた草履は祈祷中以外は履きませんでした。
履きなれた靴がBEST!
・やっと受付(AM11:00)
ここで初穂料を納め、受付番号をもらって再度待ちます。
祈祷所の前室みたいな所で待機(基本混んでいます)
座りたい場合は前々組のご祈祷が終わった際、次の組が祈祷所内に入るタイミングが狙い目です。
△祈祷所の前室
お手洗いはこのタイミング推奨!!
境内に外にあるお手洗いはかなり古いです。そして臭い!!そして和式!!
前室のお手洗いは建物が新しいのでお手洗いもきれいです。
※数は少ないので並ぶのは我慢しましょう。
御祈祷→食事会
・御祈祷(AM11:30~12:00)
低めの椅子に座りながら行います。数回立ったり座ったりの指示があります。
祈祷中にわが子の名前が呼ばれるとなぜがニヤリとしてしまう。
御祈祷が終わると祈祷札+返礼品?をもらって終了です。
※千歳飴、トランプ、折り紙、絵本・・・色々入っていました。
・食事会(AM12:30~)
徒歩圏内でお店を予約していたので、歩いて向かいます。
お店に到着後すぐに着替え!食事中は勿論普段着です。
※着替える為にも個室での予約がよいでしょう。
これで一連の流れは終了となります。
七五三を終えて改めて思う事
当たり前ですが、時間に余裕をもつ!これ大事です。
我が家は今回、ヘアメイクが早めに終わったので助かった形となりました。
※食事会の開始時刻に間に合わない所でした。
子供にとって楽しかった記憶としてあげる事も大切です。
七五三ネタでよく見かけるのが、
『今日がこういう日で、こんな事をするよ』と前々から意識させてあげましょう。
私はこれにはどちらかというと反対派です。
着物きてお出かけするよ!これで良いと思っています。
私自身がイベントを意識しすぎてお腹壊したり、発熱したりする子だったので・・・
そこで体調くずしたら楽しくないですよね?
そこで大事になるのが前撮り!!
ここで大いに盛り上げて『着物を着るの楽しい!!』と思って貰えれば、
着物きてお出かけするよ!が最大限活きてくると思います。
それぞれのお子様の性格にあった計画を立て、
楽しい七五三の記憶を作ってくださいね。